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PROSTAFF-CPA FARM

OFFICE [ IBARAKI 1998年 ]

輝くシルバーは先進性を象徴し、グリーンの外壁は周囲の樹木に溶け込み地域に根差す意思を表現しています。開発途上にあり建物もまばらで田畑も多く残る環境の中、シルバーと緑の外壁のコントラストが田園地帯の一角で存在感を放っています。都心の大手監査法人での経験を活かし、出身地であるこの地で地域経済に貢献するため、拠点として計画された会計コンサルタント会社のオフィスです。ガラスを多用することで業務の透明性をアピールするとともに、開放的な執務環境を創造しています。一方で特徴的なシルバーの曲面は周囲と隔絶したスペースを内包し、用途に応じた使い分けを可能にしています。小さな建築ですが将来に向けて、建て主の地域貢献と未来志向の大きな想いを背負う計画となりました。